水分不足は危険です
2025.10.01
人間の身体の約60%は水分で構成されています。
推奨される1日あたりの摂取量は、体重×30~40mlが目安ですが、みなさんは十分に摂れていますか?
まったく摂れていない方は要注意です。
水分不足は、身体にさまざまな健康被害を及ぼす可能性があります。
脱水症状に見舞われると、頭痛、めまい、倦怠感、口の渇きなどの症状が起こります。
重度の場合、血液の粘度が増し、血液循環の悪化によって心臓や腎臓に負担がかかり、最悪、臓器不全に陥ることもあります。
また、水分不足は体温調節機能を低下させ、熱中症のリスクを高めます。
特に高温多湿の環境や運動時には注意が必要です。
さらに水分不足は便秘を招き、消化器の働きを衰えさせてしまいます。
慢性的な脱水状態が続くと、長期的に腎臓の機能低下や尿路結石の発症危険度が上昇します。
適時適量の水分補給は、これらの健康被害を防ぐために非常に重要です。
特にご高齢の方や子ども、運動を頻繁に行っている方は意識的に摂取を心がけてください。
日頃から喉の渇きを感じる前にこまめに水分を摂る習慣を持ちましょう。
水分不足は、筋肉をビーフジャーキーのように干からびさせて、ケガの原因にもなりかねません。