セルライトとむくみの関係
2025.12.01
セルライトとむくみは、別の問題のように思えるかもしれませんが、実は非常に深く関連しています。
セルライトとは、皮膚の下にある脂肪細胞に老廃物や水分が絡みついて硬く肥大化し、皮膚表面に凸凹があらわれたものです。
特に太ももやお尻、二の腕など脂肪がつきやすく、血流が滞りやすい部位に出現する傾向があります。
セルライトは見た目に影響するだけでなく、血液やリンパの流れを阻害し、代謝機能の低下を招いたりします。
むくみは体内の余分な水分が皮膚の下に滞留して発生します。
考えられる主な原因としては、長時間の同一姿勢、水分や塩分の過度な摂取、運動不足、ホルモンバランスの乱れ、冷え、睡眠不足などが挙げられます。
適切な対処を怠ってむくみが慢性化すると、細胞の間に老廃物や水分が蓄積され、それらが脂肪細胞と結びついてセルライトが形成されます。
つまり、むくみはセルライトの「前段階」ともいえる存在です。
セルライトが一度できると皮膚の下の組織が硬くなり、血流やリンパの流れが悪化して、むくみが容易に改善できない負のスパイラルに陥ってしまいます。
冷えに伴う不調を防ぐ意味でも、ぜひ当院でセルライト対策をはじめましょう。